ペットショップは憧れだけではできないバイトでした

私は昔から犬がすごく好きで、小さい時から自宅でも飼っていました。

この犬好きを仕事に生かしたいと思い、ちょうどそのころバイトを探してたのでペットショップでバイトすることにしました。私が働いていたのは、うちの近所にある大手ショッピングモール内にある結構大きめのペットショップでした。

私はイメージとして常に犬と触れ合えて、ご飯もあげれて、とにかく犬とずっと接していることができる仕事だと思っていたんです。

簡単に思いすぎですが、イメージとしてはそうでした。しかし、想像していたのとは全く違いました。犬に触れ合う時間はほとんどないです。まず出勤したら犬が入っていないゲージを見つけて水洗い。

というか其れの繰り返し。窓ガラスをふいたり。えさを与える人はほかにいてるのでその人以外はみんな基本的に掃除です。あとは猫がたくさんいてる大きめのゲージの掃除。

これは猫が逃げないように掃除するのですが、猫が大の苦手な私は、すごく嫌で中に入って掃除してても怖くてなかなか進みません。

そうやっておびえながら作業していたらなんと猫が二匹飛び出して行ってしまったのです。すぐに見つけたのですが、捕まえようにも怖くてできません。

本当に涙が出そうなくらい怖くてでも捕まえなきゃという感情で押しつぶされそうでした。なんとか店長が捕まえてくれたのでよかったですが。しかも開店前でお客さんがいてなかったのが救いです。

私はその後ふと思いました。なんで猫が苦手なのにここで働いているんだろうと。猫がペットショップにいることを分かっていたはずなのに。

べつに猫が嫌いだからこの仕事に向いてないとかじゃなくて、想像してたみたいに犬と触れ合うことができない、掃除専門のバイトみたいになっていることに疑問を感じました。

やりがいを感じることができませんでした。もっと上のほうの人になれば犬を抱っこしてお客さんに見せてあげたりできるのだろうけど、ほとんどの人が掃除や雑用だったのです。

犬や猫を触っていられるのは店長だけでした。それぞれペットショップによって違うとは思いますが。残念ながら1か月ほどで辞めてしまいました。理想と現実は違うということを思い知らされました。

触れなくても犬を近くで眺めていられるだけで幸せでしたが、それなら働かなくても時々ここに見に来ればいいんだということで落ち着きました。

犬が好きという気持ちをもっと生かせるバイトだったらもっとよかったのにと思っています。